創立40周年…今後も両地域の架け橋に

2025-05-12 掲載

(北見市/社会)

北見地区高知県人会が記念式典

1897年入植の北光社移民団が開拓の礎に
物産展や学生受け入れなど交流事業に貢献

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 北見地区高知県人会(戸田龍一会長)の創立40周年記念式典・祝賀会が7日、北見プラザホテルで開かれ、関係者らが節目を祝った。

 高知県で設立された北光社移民団が1897(明治30)年5月7日に野付牛(現・北見市)に入植し、開拓の礎を築いた。このことが縁で北見市と高知市は1986(昭和61)年に姉妹都市提携を結び、来年は提携40周年を迎える。

 同会は高知県に縁のある人々が85(昭和60)年に設立。「高知県の観光と物産展」や高知県の高校生を受け入れる「夏の北海道大規模農業体験学習」に協力するなど両地域の交流事業に貢献している。

 式典・祝賀会には関係者や来賓など70人ほどが出席。戸田会長は「先祖の想いを忘れることなく、今後も北見と高知の架け橋として活動を続けていきたい」とあいさつ。威勢よく鏡開きを行ったあとは高知の酒や味覚を味わいながら交流した。

 式典・祝賀会に先立ち、北光社開拓記念広場を訪れ入植記念碑を参拝した。 (柏)

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