早朝の美幌町せせらぎ公園で、数匹のエゾリスがピョンピョン跳ねながら、遊歩道を横断した。
あわててカメラを向けると、木の実をくわえた一匹のエゾリスが木の上に。カメラに気付いていないのか、しばらくと音を立てて、木の実をかじっていた。「カリカリカリ―」
しかし何かの拍子にカメラに気付いた。その瞬間、しんと静まり返った公園に木の実が落ちていく音が響いた。「カランカラン―」
それと同時にエゾリスは、あわてて逃げて行った。「なんか―、ごめん」 (知)
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