
美幌町の義務教育学校開校検討委員会が20日、しゃきっとプラザで開かれた。委員22人が委嘱され、来年2月頃までに学校の基本構想を策定する。
義務教育学校は、美幌町教育委員会が2031年度の開校を目指している。小中一貫教育を行う施設一体型の学校で、現在の美幌小学校を増築・改修して整備する計画になっている。
委員は小中学校の運営協議会やPTAの会長、小中高校の校長、幼稚園・保育園の保護者らで構成。委員長には元美幌小学校校長で学識経験者の中川能典さんが選ばれた。中川さんは「真しな議論の進行役として、皆さんの協力を得ながら進めて参りたい」と抱負を述べた。
委員会は今後、道内の先進地の事例を参考にしつつ基本構想に盛り込む内容を協議。11月に基本構想案をまとめ、2月までに構想を決定する。 (浩)