北見
北見経済センタービルが完成
中央大通沿道地区再開発事業の中核施設
北見駅前の中央大通沿道地区で整備が進められていた北見経済センタービル(北3東1)が完成し、6月から供用が始まった。
北見市の「都市再生基本構想」に基づく再開発事業の一環で、中央大通沿道沿いエリアの中核施設となる。
建物は鉄骨造地上6階建で延床面積は約5600平方㍍。1、2階が北洋銀行の店舗、3、4階が開発会社アルファコートのテナント、5階と6階は北見商工会議所の貸会議室や事務所などで構成される。
エリア内にはこのほか分譲マンションや高齢者福祉施設、駐車場などが整備され、来年度中にすべての工事が完了する予定。
北見市議会議員 定数1人減を可決
定例北見市議会は9月、議員定数を現行の26人から1人削減し、25人とする条例改正案を可決した。来年3月に行われる次期市議会議員選挙から適用される。
市議会議会改革特別委員会は、議員定数のあり方について今年3月から8回の審議を行い、「現状維持派」「1~2人削減派」「8人削減~半減派」に分かれて議論を交わしてきた。特別委では、最終的に大勢を占めた1人減で決着。本会議での採決では賛成17、反対8で賛成多数により可決された。
同市議会の議員定数は2021年、28人から2人減の26人となり現在に至る。
北見市内小中学校 再編・統廃合議論
北見市立小中学校の再編・統廃合を議論する市の学校適正規模・適正配置検討委員会が5月に発足、計画策定に向けて協議を進めている。
少子化や人口減少を背景に市内小中学校でも小規模化が進行。それに伴い、学習環境への影響が指摘されている。検討委では、児童生徒数の減少が見込まれる中でも、子ども達により良い学習環境を提供するために学校の適正な規模や配置を議論している。
市教委は10月、検討経過の一部を市のホームページで公開。市内を6つのエリアに分け、学校区の見直しや義務教育学校の設置などエリアごとの検討内容を報告している。
当初は10月をめどに計画素案を取りまとめる予定だったが、慎重な議論を要するためスケジュールに遅れが生じている。

