ベンチプレス国際大会出場

2025-06-11 掲載

(北見市/スポーツ)

アジア・アフリカ・パシフィックパワーリフティング&ベンチプレス選手権

北見・宝利 桃華さん(21)
全日本選手権ジュニア女子57㌔以下で優勝
日本記録更新し、最優秀賞狙いたい

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 北見市内のスポーツジムでトレーナーを務める宝利桃華さん(21)が、パワーリフティングの国際大会「アジア・アフリカ・パシフィックパワーリフティング&ベンチプレス選手権大会」に出場することが決まった。出場種目は、ベンチプレス57㌔以下で、大会は7月に兵庫県姫路市で行われる。

 同大会は、アジア、アフリカ、パシフィック(太平洋)地域の選手たちが競い合う国際的な大会で、昨年は南アフリカのポチェフストルームで開催された。 

 宝利さんは1月に茨城県つくば市で行われた「全日本ベンチプレス選手権大会・第26回クラシック部門」ジュニア女子57㌔以下で優勝し、国際大会への切符を手にした。

 千歳市出身の宝利さんは高校時代、近所のスポーツジムに毎日通うようになった。トレーニングの様子をSNSで配信したところ、パワーリフティングをしていた人から「絶対に強いから大会に出てみては」と、声を掛けられ、本格的に競技を始めた。

 それから約1年後の2022年11月には、兵庫県姫路市で行われた「第1回日本グランプリクラシックパワーリフティング大会」のサブジュニア女子57㌔以下で、82・5㌔を挙げ日本記録を樹立している。

 トレーニングは週に6回。職場のジムで行っている。「自由に使わせてもらってるので有難いです」と職場への感謝を述べる。

 食事は、大会1カ月半前にカロリー計算をし、大会まではずっと同じメニューを食べる。「その分、普段は何も気にせず好きなものを食べています」。

 試合の前には日本のロックバンド「SPAYAIR(スパイエア)」の曲を聴き、気分を高めるのが習慣。「元々緊張しないタイプですが、曲で試合モードに切り替えます」。

 そんな宝利さんは、22日(日)に北見市立体育センターで開催される、「第35回北海道ベンチプレス選手権大会」の審査員を務めることになっている。

宝利さんは国際大会に向け「ジュニアカテゴリーの日本記録90㌔を更新し、最優秀賞を獲得したい」と意気込みを語る。 (知)

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