オホーツク総合振興局は6日、6月1日現在の「管内農作物の生育と農作業の進ちょく状況」を発表した。直近の半月が高温で経過したことにより、生育が進み、ほぼすべての作物が平年並に回復している。
5月15日時点では畑への移植作業などの開始が遅れたことにより、生育が3~4日遅れている作物が多かった。
今回、主な作物では、じゃがいもは植付作業が平年並の5月16日に終了。萌芽など生育は平年に比べ1日遅れ。
大豆と小豆のは種作業は大豆が5月26日、小豆が同28日に平年並に終了。菜豆のは種作業は5月31日、平年並に始まった。
ビートの移植栽培は前回2日遅れで進んでいたが、今回平年並に終了。葉数同比105%と生育も平年並になった。
玉ねぎは、移植作業がやや遅れて終了したが、葉数が同比103%に成長するなど生育は1日早い進ちょく。
訓子府町内のビート農家は「移植作業の開始が遅れたが、ここにきての好天で生育は取り戻してきている」と話した。 (寒)