気象庁の地域気象観測システム(アメダス)によると、北見の積雪(日最深積雪)が2月24日に0㌢になった。後日、積雪の観測があったが、まもなく解けた。今シーズンの「長期積雪」(いわゆる根雪)が終了したものと思われる。観測データの残る1980年からの47シーズンで、北見で2月中に初めて積雪ゼロが表れたのは2024年と今年の2回だけ。
北見における長期積雪の観測は行われていないのでアメダスデータを基に調べてみた。
今シーズンは昨年11月7日に最初の降雪(初雪)と積雪がともに3㌢記録されたが2日間で消えた。長期積雪は12月3日の3㌢に始まり、同月15日には今季最大となる42㌢の最深積雪を観測。今年2月23日まで83日間積雪状態が続いた。
今年2月の降雪は11日の8㌢、13日の7㌢がまとまって降った程度で他は1㌢か0。22日と23日に吹いた南寄りの風で連日10度に迫る最高気温となり、それまで17㌢あった積雪をいっきに解かした。2月北見の月平均気温マイナス5・3度は統計の残る50年間で2月として4番目の暖かさ。
逆に雪解けが最も遅かったのは1996年の4月28日。大型連休の始まりにようやく雪が消えたが、この年は5月10~12日にも10㌢ほどの積雪を記録した。これに比べ今年は2カ月以上早い積雪ゼロ。
その季節に初めて積雪ゼロの日が訪れたのは2024年と今年の2月24日。24年はその後の3月に31㌢の降雪があるなど雪が残り、無積雪期間になったのは3月28日だった。
一回解けても再びの降雪で10日以上積雪が続く場合は長期積雪期間とみなされる。
今年もこの後に降雪があると思われるが、一度解けると土は加速度的に解凍することから春の農作業をはじめ、クマの冬ごもり明けを含めさまざまな面で影響が出そうだ。 (寒)
