
北見市北見自治会連合会の創立50周年記念式典が8月23日、北見市内のホテル黒部で行われた。関係者約80人が出席し、50年の歴史を祝い合った。
1973年、市内にさまざまな町内会が誕生する中で発足した北見市住民組織研究会が、3年かけて視察やアンケート調査などを実施し、75年8月23日、44の連合町内会で北見市自治会連合会結成総会が行われた。現在加入町内会は、連合町内会、単位町内会合わせて671になる。
式典で髙橋日出男会長はこれまでの歴史と町内会活動への思いなどを語り、「住み続けたくなる町内会の先に、安全安心な社会が広がっていくことを目標に、50年の節目に設立当時の想いに立ち返り、歩みを止めることなく前進していきます」と式辞を述べた。
表彰状の贈呈では、10年以上役員を務めた向弘子さんら元役員と前会長の三原忠さんら現役員の15人を対象に表彰。代表して三原さんは「創立50周年を節目に、これからも一人の不幸も見逃さない、安全で安心な地域社会をめざしてたゆまぬ努力をしていくことと確信しています」とあいさつした。
また、事務局長の青山知充さんが「50年の歩み」と題して、これまでの歴史を紹介した。
引き続き祝賀会も開かれ、出席者は先人の苦労をたたえ祝杯をかたむけながら、今後も活動を継続していくことを誓い合った。 (菊)
