
北見支援学校高等部の「北支祭」が16、17日、同校で行われた。生徒37人が、保護者らの前でこれまでの学習の成果を発表した。
小学部、中学部の学習発表会に代わる行事として、昨年から開かれている北支祭。生徒達はこの日のために2週間ほど前からそれぞれ準備を進めてきた。
16日には「おばけやしき」「カフェ」「美術」など5つのグループに分かれて各教室でそれぞれ発表。
1、2年生が美術の時間に作ったという「北支祭」の看板がお出迎えする中「お祭りグループ」の教室では、生徒が手づくりした射的や魚釣りゲームで遊ぼうと小学部、中学部の子ども達が列をつくった。「作業学習グループ」は作品づくりの実演や販売展示、ミシン、アイロンの作業体験。保護者らがコースターや鉛筆立てなど、生徒達の作品を購入する姿が見られた。
お祭りグループの松本怜さん(3年)は「(魚釣りの)ルールの説明を担当しました。緊張したけど、うまくできました。みんなが喜んでくれてうれしかった」と充実した表情をみせていた。
17日には、歌やダンスなどの発表や学年対抗のゲーム大会も行われた。 (菊)

