
日本マクドナルドがサポートする、高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント、11日から新潟市)に、北・北海道代表として出場する野球少年団・湧別マリナーズ(湧別町)を応援しようと7月31日、マクドナルド北見大町店で「マクドナルドワッペン」の贈呈式が行われた。憧れのワッペンを手にした選手達は、夢の舞台を間近に感じ取り、胸を高ぶらせていた。
赤を基調にMのロゴが入ったワッペンをユニフォームの腕に張るのは、地域最強の象徴として球児達の目標になっている。
湧別と上湧別、芭露町の児童16人でつくる同チームは稚内市で行われた北・北海道大会で、ポテトが好きな畠山慧心(えしん)投手(ゆうべつ学園6年)とナゲットが好物の佐藤光臥(こうが)投手(同)の2枚看板が活躍。決勝戦も延長の末、無失点に抑え2―0で完封勝ち。同チームとして15年ぶり2回目の同全国大会出場を決めた。
この日、選手達を同店に引率した平田弥監督は「昨年の美山イーグルスに続き管内から2年連続で出場できるのは嬉しい。大町店さんのように明るく元気に、そしてビッグマックのように大きな自信を持って挑んできます」と挨拶。瀬古啓太店長は「周りからの憧れを胸に、初戦を大事に頑張って」とマックカードを添えて渡し、激励した。
バーガーが好きと言う主将の小場(こば)涼真選手(同)は「最初で最後の全国大会。1つでも多く勝ち進みたい」と誇り高く意気込みを述べた。 (寒)