管内の中学生でつくる軟式野球クラブ、オホーツクAmigo(アミーゴ)が第2回日韓交流U15野球大会北海道予選(8月、新十津川町)で優勝した。11月1日から韓国ソウル市で開かれる国際大会「日韓親睦交流選抜大会」に北海道代表として出場する。

　遠紋地区の中学生を中心に北見や網走の選手も加わり33人で構成。遠軽と紋別の笠嶋昌彦監督と西野雅也コーチらが指導を務め、日曜日の集合練習では常に励ましと明るい笑い声が飛び交っている。

　今大会は2回戦から登場し、初戦は余市ブルータスに1―0。次ぐ準決勝はオホーツクbrothersとの対戦となり3―2で接戦を制した。

　決勝は今季幾度も決勝戦で対戦し、いずれも敗れている強豪の上磯ベースとの顔合わせ。

北見南中野球部出身者もメンバー入り
「走攻守で活躍を」など抱負語る

　オホーツクAmigoはエースで主将の片平依緒投手(遠軽中3年)がフォークボールやチェンジアップなど多彩に投げ分けみごと1―0で完封勝利。今季4度目の決勝対決で全道頂点をつかんだ。

　メンバーには北見南中の野球部出身者も名を連ね、いずれも3年生の鈴木絢翔(けんと)外野手、荒川壮大(まさひろ)内野手、髙橋優成捕手は国際大会についてそれぞれ、「走攻守で活躍したい」「初の国際大会でレベルは高いと思う。やりがいがある」「大事なところで1本打ちたい」と抱負を語っている。　(寒)