北見神社(北見市北2東6)の境内が5日夜から、大小千個を超す提灯で彩られている。初の「提灯まつり」で来年の「みたままつり」に向けてのプレ開催。暑さと喧騒が落ち着いた宵の参道で、ため息だけの静けさがひとときの涼を呼んでいる。

　北見護國神社を造成中で来年から「北見護國神社みたままつり」として開催されるのを前に、北見市鎮守の北見神社が古来からの信仰にちなんで、広く市民に観賞してもらいたいと企画した。

　石段両脇の吊り提灯をはじめ形や色もとりどりの提灯が並び、子どもらの目を引いている。境内に飾られる風鈴の音色と相まって、心静かな時間が流れていく。17日まで午後5時半～9時半毎夜点灯。15日夜にはキッチンカーがやって来る。　(寒)