「はな・てんと」は夏季は未利用の網走レークビュースキー場の斜面を利用。協力する団体は、割り当てられた区画への苗植え、草取りなどを担う。現行の管理スタイルになってから23年目を迎え、今年は39団体が汗を流している。
当初は、網走市の新たな観光地として注目され、市民が管理する花園として新聞やテレビなどで報じられた。
しかし、管理に協力する団体は年々、減少。背景にはメンバーの高齢化、そしてまち全体の人口減少などがある。
市はこうした状況を踏まえ、今後の花園運営スタイルについて本格的な検討に着手することにした。先日、管理に協力する39団体に送付したアンケートでは、「来年度も参加可能か」「参加を継続する上で、どのような工夫や支援が必要か」などとの質問を用意した。
今月下旬には検討会議も開催
今月下旬には、管理団体による検討会議を開催する。アンケート結果などを踏まえ、今後の運営スタイルについて意見が交わされる。 (大)