
北海道中学校柔道大会は7月28~30日、岩見沢市で開催。田島くんは男子個人の60㌔級に出場し、準決勝では強豪の札幌地区の選手を相手に、得意の内股で技ありを取り優勢勝ち。決勝は宗谷地区代表の選手に、返し技と抑え込みの合せ技一本勝ちした。田島くんは、小学生時代に団体と形で3度の全国大会を経験しているが、個人戦組手での全国出場は初めて。田島くんは「試合前はいつも緊張しますが、勝ててうれしかった。全国大会ではメダルを目指し、今の自分の実力を試したい」と語る。
90㌔級の渋谷くんは、準決勝で釧路地区の強敵を大内刈りの技ありで優勢勝ち。十勝地区代表との決勝は得意の内股でみごと一本勝ちした。
自身初の全道チャンピオンに輝いた渋谷くんは「すごくうれしい。普段の練習通りに積極的な柔道ができた。全国大会ではベスト8に入れるように頑張りたい」と話す。
女子は個人でメダル3人、団体で光柔会チーム準優勝
このほか女子個人の40㌔級で橋爪友楓さん(北見南中3年)=光柔会=が準優勝。57㌔級で藤田実華子さん(同1年)=柔友会=、70㌔超級で仙石亜詠さん(北見北中1年)=光柔会=が3位に入賞した。
女子団体では光柔会(仙石さん、渡辺楓華さん、山﨑天舞さん、山下夢華さん)が準優勝。団体戦で大将を務め、準決勝は払い腰で一本勝ちした仙石さんは「次は団体も個人も優勝したい」と前を向く。 (柏)
