条例改正など議案23件を提案

2025-09-08 掲載

(北見市/政治)

北見市 定例市議会開会

一般会計補正予算のほか市内施設の廃止や水道料金改定など

 第3回定例北見市議会が4日に開会した。会期は26日までの23日間。初日は辻直孝市長と武田雅弘副市長が議案の提案理由を説明した。

 一般会計補正予算のほか、財政健全化計画に基づき廃止する市勤労者総合福祉センター(サントライ北見)、北見市おんねゆ温泉花公園施設などの条例廃止、水道料金と下水道料金を引き上げ改定するための条例改正など議案23件を提案。このほか認定が7件、報告が8件。

 一般会計は10億300万円を追加し、補正後の総額は811億7100万円。特別会計と企業会計を合わせた予算総額は1244億5400万円となる。

 補正の主な内容は、過疎バス路線等対策補助金1億5700万円、常呂厚生病院運営費補償補助金1億2300万円、北見赤十字病院など救急医療の不採算部門の運営費補助5億100万円など。

 市は水道料金を現行の13・40%増、下水道料金を3・61%増とする上下水道審議会の答申に基づき、2026年4月に上下水道料金の値上げを予定している。1カ月間の水道料金(口径20㍉、20立方㍍)は現行料金から632円値上げし、5348円。下水道使用料(20立方㍍)は現行料金より129円値上げし、3749円となる。1カ月間の合計は9097円。

 辻市長は上下水道料金の値上げについて「今後も計画的な施設更新を進めつつ、持続的で安定的な事業運営を確保するため」と説明した。 (柏)

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