
選手権は全日本玉入れ協会(AJTA)が主催する国内最大の大会。1チーム4〜6人で、高さ4・12㍍のかごに100個の玉を入れる速さを競った。
レディースは髙松彩花さん(33)、大野智実さん(53)、大瀧郁恵さん(55)、市川朱美さん(41)。仕事が忙しいなどの理由で24年よりメンバーが減り、最少人数で臨んだ。
決勝は43秒43のタイムで、準優勝チームに16秒以上の大差をつけ、出場7チームの頂点に立った。
予選では35秒台を記録。練習では10秒台も出ていた。髙松さんは「(最少人数の)4人で優勝できたことはうれしいですが、記録には満足していません。大阪のライバルチームが出場せず、戦いたかったという気持ちもあります」と話した。
来年に向けては、3連覇を目標にしつつ、新たなメンバーの加入も目指す。「5人、6人の方がやはり競技力は上がります。レディースを残したいので、メンバー確保も頑張りたい」と意欲をのぞかせた。
一般の部は50チームがエントリー。ビホロは米田隆輔さん(41)、漆原忠さん(48)、佐々木一生さん(23)、前田政文さん(64)の4人が連覇を目指した。
決勝のタイムは23秒94。優勝チームとは約2秒の僅差だった。前田さんは「予選から準決勝まで徐々に調子を上げていけたが、決勝で力を出し切れませんでした」と悔やんだ。
レディースと同様、今大会は最少人数で臨んだ。来年に向けて「王座奪還はもちろんですが、若返りを含めてフルメンバーで戦えるチームづくりも進めたい。ジュニア世代にも玉入れのおもしろさをアピールして裾野を広げていきたいです」と話した。
グリーンロケッツは火・木曜日の夜に東陽小学校体育館で練習。体験や見学を歓迎している。詳しくは前田さん(090-8427-3692)へ。 (浩)