今月21日の暴風雨の際、網走市内の住宅街にある高さ約20㍍のポプラが倒れ、市道をふさいでしまった。ポプラそばの電柱も折れてしまったが、幸いにも人的被害はなかった。
「かなり強い風が吹いていた。ポプラが倒れそうだなと思いながら見ていました」。現場近くに住む男性市民は振り返る。
同日正午過ぎに記者が現場に出向いて確認したところ、ポプラは根こそぎ倒れ、そばの電柱(直径20㌢ほど)も折れ、切れた電線がぶらさがっていた。
目撃した市民「電柱から煙が出た」
おそらく、ポプラは強風で傾き出し、電線を枝にひっかけた状態で倒れたため、電柱も折れてしまったのであろう。
男性市民は「午前11時ころに倒れた。倒れるときは電柱から一瞬、煙が出ていた」と話していた。
ポプラが倒れたことに伴い、付近の住宅が停電になり、ネットもつながらなくなった家もあった。
停電中、女性市民は「停電が長引くかもしれないので懐中電灯などに使う電池を買いに行ってきます」と、雨の中を歩いていた。 (大)