「手話言語の国際デー」の9月23日、美幌町内で、青い光で手話言語などをPRする「ブルーライトアップ」が行われた。
手話の言語国際デーは、手話が言語であることへの認識を広め、ろう者の権利を尊重する社会の実現を目指そうと、2017年に国連総会で宣言された。
日本国内では、手話施策推進法の施行に伴い、9月23日が「手話の日」にもなっている。
ブルーライトアップは、国際デーの意義や目的への認識を広めようと、世界各地で行われており、美幌でも美幌手話の会ピポロが中心になって初めて企画。マナビティーセンター(稲美)、おいで家具(美富)の2カ所で実施した。
このうち、おいで家具では、会員や町民ら約20人が参加。店の看板や、国際デーの看板を青い光でライトアップした。
発光部に青いセロハンを張った懐中電灯などを持ち込む参加者もおり、青い光に包まれて記念撮影などに興じた。ピポロ会員で、おいで家具を営む下小路留美さん(50)は「今後もいろいろな形で手話言語をPRしたい」と話した。 (浩)