障がい者を多数雇用する㈱テルべ(北見市富里)は「手話言語の国際デー」の9月23日、世界的な運動「ブルーライトアップ」に賛同し、社屋を青い光で照らした。
手話言語への意識高揚を図る取り組みで、この日は全国的に啓発イベントなどが行われた。同社は社員の6割が障がい者で、聴覚障がい者も4人雇用している。
3回目となる今回のブルーライトアップは、北見ろうあ福祉協会(上田有美会長)との共催で実施し、30人あまりが参加。照明機材は東相内中学校から無償貸与を受けた。
上田会長は「美しい青い光が、手話への理解と共感を深めるすばらしい機会となることを心から願います」。同社の千葉浩史所長は、今年6月に手話施策推進法が成立し、11月には日本初開催となる東京2025デフリンピックが開かれることをふまえ「社会の動きを後押しできるよう、誰もが働きやすい環境づくりに努めたい」と述べた。 (柏)