北見市議会議員定数・1人減を可決

2025-10-01 掲載

(北見市/政治)

反対、賛成討論の末

定例市議会閉会
次期選挙から適用

 定例北見市議会は9月26日、議員定数を現行の26人から1人削減し、25人とする条例改正案などを可決し、閉会した。来年3月に行われる次期市議会議員選挙から適用される。

 市議会議会改革特別委員会は、議員定数のあり方について今年3月から8回の審議を行い、「現状維持派」「1~2人削減派」「8人削減~半減派」に分かれて議論を交わしてきた。特別委では、最終的に大勢を占めた1人減で決着した。

 この日の本会議では、採決に先立ち森谷隆文議員(かけはし)が「急激な人口減少が進む未来を見据えて8人以上の大幅な削減が必要」などと反対討論。

 一方、小野卓也議員(市民・連合クラブ)は「大幅な削減は、議会のチェック機能と政策立案機能が手薄になるリスクがある」、吉田哲議員(次代)は「定数25人は、管内や道内の他自治体と比べても多くはない。過去の議会議論を踏まえ、4つの常任委員会を維持するためにも1人減が適正」などと賛成討論を行った。

 採決の結果、賛成17、反対8の賛成多数により可決された。

 同市議会の議員定数は2021年、28人から2人減の26人となり現在に至る。 (柏)

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