ミッドシニアゴルフ・全道で初優勝

2025-10-02 掲載

(北見市/スポーツ)

北見の山下恭史さん シニアに次ぎ全道V2

 ゴルフの65歳以上の全道アマNO1を決める、2025北海道ミッドシニアゴルフ選手権が札幌エルムカントリークラブで開かれ、北見の山下恭史(やすふみ)さん(65、北見カントリークラブ)が初優勝を飾った。2022年には55歳以上のシニアの部でも優勝しており今回で全道2冠目。最終ホールバーディーで追いつきプレーオフの末勝ち取った栄冠に喜びの表情だ。

最終ホール バーディーで追いつき
いざっ全国へ

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 上湧別町の河川敷コースでゴルフを覚え30歳頃から競技ゴルフに出場するようになった。北見カントリークラブの会員として2017、22、23年にクラブ選手権、16、18、20、21、24年にシニア選手権を制しカテゴリー別で計8回選手権を制覇している。

 日本シニアゴルフ選手権に2回出場しており、63歳で全道シニアを制し出場した2022年の大会では34位タイになっている。

 今大会はエルムカントリークラブ東コース6279ヤード・パー72を会場に2日間で行われ、道内のトップアマなど229人が出場。

 山下さんは初日73で2位発進。1打差の最終日は1番ホールでダボスタート。その後は何とか持ちこたえ、残りすべてパーの前半38で折り返し。最終18番で2㍍のバーディーパットを決め、後半36で追いつくと、帯広の選手とのプレーオフも制した。途中最大4打差がついたが「最後まで諦めないで良かった」と振り返る。

 遠軽高校ラグビー部で鍛えた体から繰り出すドローボールが持ち球だが、得意なクラブは「パター」と笑み。ゴルフ仲間と練習場での朝練を欠かさず、ハンデキャップ0~1前後を維持する。

 現カテゴリーでは若手の部類で「今年はチャンスだと思っている」。日本ミッドシニア選手権は11月6日から岡山県で開催。3年ぶりの全国大会は「少しでも上位に」と静かに闘志を燃やす。 (寒)

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