
第38回常呂高校マラソン大会「流氷ロードレース」が9月30日、北見市常呂町で行われた。体力や精神力を養い、大きな達成感と充実感を得ることが目的で、全校生徒27人が参加。さわやかな秋風の中、長距離完走を目指して力を出し切った。
コースは、同校を出て西町第1団地前を通り、道道1033号に出る。さらに国道238号、道道442号(サロマ湖公園線)を走り、ワッカ「竜宮街道」を駆け抜け、折り返す全長18㌔。男女共に同じコースを走った。
この日は天候にも恵まれ、時折心地よい風が吹く〝マラソン日和〟。生徒たちはリラックスした表情でスタート地点に立ち、合図とともに一斉に走り出した。
男子の1位は齋藤万三都さん(2年)でタイムは1時間34分。昨年は1時間42分で3位だったが、8分タイムを縮めて優勝した。齋藤さんは「練習の時より楽に走れた。最後ダッシュできるくらい体力に余裕があった。気温もちょうど良く走りやすかった」と振り返った。
女子の1位は伊藤琉那さん(1年)で2時間1分。「1位を目標にしてたので、嬉しいです。ただ、タイムは2時間を目標にしていたので、来年は2時間を切るよう頑張ります」と笑顔を見せた。
ゴールした生徒たちは、常呂町漁業協同組合が提供したホタテを笑顔で味わった。 (知)

