
訓子府町の認定こども園「わくわく園」(牧野喜充園長、園児数113人)の開園10周年記念イベント「わくわくランド」が5日に開かれた。在園児と保護者、卒園児など約220人が来場し、人形劇や園の人気おやつの試食、記念撮影などを楽しみ、にぎやかにお祝いした。
幼稚園と保育園を統合し、幼保連携型認定こども園として2016年に開園。10年目の今年は、8月に卒園児が在園児と交流する「なつかしウィーク」を開くなど、町民参加型の記念イベントを実施している。
この日は、同園のキャラクター「にこちゃん」「きらちゃん」「わくちゃん」が冒険を繰り広げるオリジナル人形劇をはじめ、園で人気のおやつ「マカロニきなこ」など5品を提供する「おやつレストラン」を開催。工作コーナーや顔出しパネルでの記念撮影、ビンゴゲームなども行われ、子ども達がはしゃぐ様子に大人達が優しいまなざしを向けた。
園庭では幼稚園が開園した1978年に設置され、こども園になってからも園のシンボルとして長年親しまれてきた遊具「飛行機ジャングル」が近く撤去されることを受け、記念撮影ブースが設置された。「子どものころ、一番大好きな遊具だった」と話す在園児の保護者もいて、それぞれに思い出を胸に刻んだ。
最後は「にこにこ、きらきら、わくわくえ~ん」の掛け声とともに餅まきが行われ、にぎやかな1日となった。
24日(金)には、国立特別支援教育総合研究所インクルーシブ教育システム推進センター上席総括研究員兼センター長の久保山茂樹さんを迎えての記念講演会(町民対象)を予定している。 (理)
