
オートバイによる交通事故が後を絶たないことから、道警北見方面本部白バイ隊と北見警察署交通課は、ライダーを対象とした安全運転講習を北見市内の野付牛自動車学校教習コースで開催した。
同校が参加を呼び掛け、最近修了した卒業生ら11人が参加。北本交通機動隊白バイ小隊の2人が講師を務め、バイク事故の発生について「日曜日が突出し、50歳代の最高速度違反による単独事故が多い傾向にある」などと述べ「この機会に交通安全の思いを強くして」とアドバイスした。
タイヤ、ウインカーなど運行前点検を念入りに行い、教習コースならではの実技講習ではABS装置のある無しでフル制動時の挙動の違いを見学した。大型貨物車の運転席からは左前方のほか右後方も死角になることやバックミラーにうつるバイクの距離感も異なることを確認し「知らなかった。これから注意したい」と参加者達。
白バイに先導され、持参した愛車でジグザグコースを走行体験。慎重な運転で交通安全を誓っていた。 (寒)



