
土砂災害を想定した北見地域救急災害総合訓練が4日、北見市内の川東河川敷多目的広場で行われた。
北見地域救急医療対策協議会と北見市防災会議が主催。市地域防災計画に基づき、防災関係機関と地域住民が協力して迅速な災害対策につなげることが目的。地域住民をはじめ警察や消防、医療機関、民間企業などから総勢約400人が参加した。
低気圧の影響で北見地方が長時間の大雨に見舞われ、市道の法面工事現場で土砂災害が発生。マイクロバスと普通乗用車が土砂に巻き込まれ多数の負傷者が発生したーという想定。パトカーやドローンでの情報収集をはじめ消防による車両からの負傷者救助、北見赤十字病院スタッフらの救護活動などをが行われた。参加者は各自の取るべき行動や互いの連携などを確認し、万一に備えていた。 (柏)