北見市学校教育部は14日、上常呂中学校の窓ガラス11枚が何者かにより割られていた問題について市議会総務教育常任委員会に報告。市は防犯カメラ設置の検討を含む今後の再発防止策などを説明した。
報告によると11日(土)の朝、同校の教諭が部活動指導で出勤した際に窓ガラスの破損を発見。被害状況は職員室が5カ所9枚、体育館が1カ所1枚、校舎西側出入口1カ所1枚だった。人の侵入を感知する機械警備は発報しておらず、校舎内に人が入った形跡は見当たらなかったという。
市は警察に被害届を提出。職員室の窓ガラスはすでに取り替え済みで、その他の窓も早急に対応するとしている。
委員は再発防止対策などを質問。市側は「防犯カメラの設置を含む様々な方法を検討していきたい」と答弁。また、市内小中学校の個人情報の管理状況については「全校に機械警備を設置しており、重要な書類などは鍵のかかる書庫などで厳重に管理している」と説明した。 (柏)