北見では10月10日朝、最低気温がマイナス0・8度になり、今シーズン初めて「冬日」を観測した。10月上旬の「冬日」到来は2022年以来で、2000年以降では3番目に早い「冬日」初日。夏の暑さに追われた今年だが、冬の足音がもうそこまでやって来ている。
気象庁のアメダスデータの「日ごとの平年値」を調べると、北見で最低気温が0度未満になる冬日のシーズン初日の平年値は11月5日でマイナス0・2度。以降データ上では翌年4月18日のマイナス0・1度まで約5カ月半、冬日の中にある。
2000年以降、北見で最も早く〝初冬日〟を観測したのは2011年の10月4日。次いで22年の10月7日で今年の10月10日はこれに続く早さ。ついこの間まで暑かったのが、ここにきて急に寒くなった印象が強く、寒暖差で体調を崩さないよう注意が必要だ。 (寒)