暑さ、ゆっくり北上中

2025-04-28 掲載

(北見市/社会)

北見で今年まだ20℃以上の日なく

「春日」は5月におあずけ

街路樹のつつじは咲きだしたが…(北見市三輪通で4月25日) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
街路樹のつつじは咲きだしたが…(北見市三輪通で4月25日)

 北見では今年まだ最高気温がプラス20度に達した日がない。4月25日の時点で北見の今年の日最高気温は4月10日の18・6度が1位。このままだと2013年以来12年ぶりに、5月に入ってからの20度超えとなりそうだ。

 平均して高め傾向だが、突出した暑さがないのが今年の特徴。

 最高気温がプラス25度以上の「夏日」、一日中の気温が氷点下の「真冬日」といったくくりがあるなか、本紙は冬を過ぎてプラス20度に達した日(24・9度まで)を独自に「春日(はるび)」と表現。

 2000年~2024年の気象庁の観測データを調べると「春日」が最も早く訪れたのは2011年と2017年の4月6日で4月中に出現したのは21回、5月に入ってからが4回で、最も遅かったのは2013年の5月21日。この年は大型連休中も最高気温がひと桁台の寒い日が続き、気象庁によるさくらの開花発表も網走で5月25日と観測史上最も遅い記録となっている。

 昨年、北見で最初に20度を超えたのは4月8日で20・7度。4月27日には最高気温28・7度を観測するなど暑い日と寒い日が極端だった。週間予報をみると今年は4月中に「春日」が現れそうもなく、花の開花もゆっくりめのようだ。  (寒)

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