5年に1度の国勢調査が、10月1日を期日として実施されている。この調査への回答を促す不審メールが全国的に確認されており、注意が必要だ。
令和7年度国勢調査北見市実施本部によると、不審メールが届いたという報告が数件上がっている。国勢調査では、メールによる回答依頼は行っておらず、金品や銀行口座、クレジットカード番号を尋ねることもないという。
主な不審メールの件名には、次のようなものが確認されている。
○「【国勢調査2025】ご協力のお願い(回答者には記念品をご用意)」
○「【国勢調査2025】調査へのご協力(回答義務あり)」
○「【重要】2025年国勢調査のご協力のお願い」
ただし、これ以外の件名が使われる場合もある。不審メールにあるリンクをクリックして個人情報を入力すると、その情報が犯罪者に渡り、悪用される危険性が高い。十分な注意が必要だ。
国勢調査には回答の義務があるが、現時点で市内実施分の約3割が未回答と見られる。回答が確認できない世帯には、調査員が再度訪問し、回答を依頼している。
インターネットの回答期限は延長されており、配布済みの「インターネット回答依頼書」を使って引き続き回答できる。また、付属の「郵送提出用封筒」を利用した郵送での回答も受け付けている。
不審に思った場合や問い合わせは、同実施本部(0157-25-1226)へ。 (知)