北見工業大学国際交流センターのインターナショナルCアワーが15日、同大学武道場で開かれ、留学生らが居合道を学んだ。
留学生と市民が気軽に交流する場。講師を居合道錬士七段の田牧純一氏が務め、英語で武道についての歴史を学ぶ座学から開始。古文書を参考に〝SAMURAI〟の精神論をレクチャーした。
実技では立膝、すり足といった基本の動きから指導。腰を落とした姿勢が苦手の留学生も背筋を伸ばし、重心を意識すると美しい所作ができるように。
いよいよ帯を着け、模擬刀を差し、一人前の気分も、なかなか刀の抜き差しができず、苦労していた。気合を入れて道衣を持参したフィンランドからの留学生は「武道の瞑想やリラックスする時間が好きです」、モンゴルからの留学生は「武士の歴史も学べて良かった。面白かった」と感想。ひとときSAMURAI気分に浸った。 (寒)


