まちの新たな魅力づくりとして、網走桂陽高校の3年生グループが、地元商店街の店舗シャッターに網走を象徴する能取岬の灯台などを描いている。今月中には完成する予定で、制作に励む高校生は「観光客などが商店街に足を運ぶきっかけになれば」と期待している。
3年生グループの9人が制作を進めるのは、地元商店街・アプトフォーにある街中交流プラザのシャッター。授業「総合探求」の一環で、地元商店街の活性化を目的に今年7月から準備を進めてきた。
学校が休みの土・日曜を中心に活動。先日は、寒風が吹く中で筆を運んだ。
シャッターアートのデザインなどを担った向瑞希さんは「オホーツク海のくすんだ色や荒れる波のしぶきなどをうまく表現したい。このシャッターアートを見た人が『商店街にまた来よう』と思ってくれたら」と話していた。 (大)

