
小さな親切運動北見支部は7日、北海道北見バス㈱(本社北見市)に車いす1台を寄贈した。
支部会員が所在する北見地区1市4町への寄贈を2002年から続けており、33台目。これまでは福祉施設や介護施設への寄贈が中心だったが、今回は、公共交通機関である同社を対象に選んだ。
車いすを配置する北見バスターミナル前での寄贈式には同支部の石崎美由樹支部長と田口榮子副支部長、事務局を務める北見信用金庫総務企画部の小坂田恭課長、同社の福村泰司社長、正村英樹総務部次長、小野剛志運行計画課長が出席した。
同支部が「バスターミナルは都市間バスや空港連絡バスで来られる方の玄関口であり、障がいのある方や高齢者にとっての役割もますます重要になる」と寄贈の理由を述べ、同社の福村社長は「さまざまな方が乗り降りされる場であり、必要な場合に備えておきたい。これまでなかったので助かる」と礼を述べた。ターミナル窓口で申し込むと利用できる。 (寒)