弓道、選抜大会へ闘志

2025-12-01 掲載

(北見市/スポーツ)

北見商業高2年・木内 遥琉さん

 北見商業高校弓道部の木内遥琉さん(2年)が、第47回北海道高校弓道選抜大会北北海道大会(10月、旭川市)の個人男子の部で1位になり、12月23日から静岡県で開催される第44回全国高校弓道選抜大会に出場する。「ここまで育ててくれたみなさんに感謝して、いい結果を報告したい」と静かな闘志を燃やしている。

昨年の雪辱果たし北北海道No.1に
いざっ全国へ

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 昨年の同大会地区予選では決勝で惜しくも敗れ、北北海道大会出場は叶わなかった。「すごく悔しかった。次は絶対に上にいきたいと思いました」。練習に励んで臨んだ今年の地区予選。決勝で見事上位に入り、北北海道大会進出を決めた。

 北北海道大会の予選は8射を2回に分けて行い、5中以上で決勝に進む。前半は2中だった木内さん。気持ちを落ち着けて挑んだ後半に3中し、決勝に進んだ。

 決勝は、10人が1人1射ずつ打ち、的中した人のみが残っていく「射詰め」。「射詰めは得意。いつも通り引くことができました」との言葉通り、5射連続で的中させ1位で全国を決めた。「今までやってきた練習の成果が出せた。これまでやってきたことは間違いではなかったと思えて、うれしかったです」と笑顔をみせる。

 木内さんが弓道を始めたのは高校から。「中学校の先輩が高校で弓道部に入っていて、かっこいいなと思いました」。現在は1、2年生18人の同部主将を務める。「オホーツクはレベルが高く、恵まれた環境にあると思うし、自分のやりたいように練習をさせてくれる部員のみんなにも感謝しています」と笑顔をみせる。

 全国大会に向け「いっぱい引いて、体の使い方などを研究、勉強したい。1位を狙いたい」と話している。 (菊)

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