
男子団体戦には12校が出場。予選は各校3人が12本ずつ矢を放ち、計36射の的中数を競った。
緑陵は19射を的中させて1位通過し、4校による決勝リーグに進出。足寄との初戦はプレッシャーもあり落としたものの、続く網走南ケ丘戦と最終の旭川永嶺戦に連勝し、2勝1敗。旭川永嶺と勝数で並び、総的中数も19本で並んだが、最後は直接対戦での勝利が決め手となり優勝が決まった。
主将の張田礼騎さん(2年)は「勝った瞬間は実感がありませんでしたが、表彰式の時に喜びが込み上げてきました」と振り返る。
全国大会出場メンバーは張田さん、伊藤銀志さん(2年)、沢田翼さん(1年)、高橋明万さん(同)=写真左から=。同校の男子団体優勝は17年ぶり3回目。全国大会に向け張田さんは「練習量では他に負けない自信があります。日々の積み重ねを信じ、感謝の気持ちを込めていつも通りの射を心がけたい」と静かな闘志を燃やす。 (柏)