
鳥の羽根を観察して標本を作る講座「鳥の羽根を調べよう!」が12日、北網圏北見文化センターで開かれた。小学生9人が参加し、コゲラやエゾライチョウなど野鳥の羽根を実際に触り、大きさや色を観察しながら標本作りに取り組んだ。
野鳥の羽根の構造や生きるための工夫を知り、自然への理解を深めてもらおうと、北見市教委などが主催。同センターの学芸員、安斉千晶さんが講師を務めた。
安斉さんは、羽根が体温調節や求愛行動、飛行能力の向上などに役立っていることを説明。参加者は羽根の大きさを測ったり、模様や色をスケッチしたりして観察し、台紙に貼り付けて特徴を手掛かりに鳥の種類を調べた。
羽根から鳥の種類を調べる際は①色や模様②大きさ③どの部分の羽根か④採取した環境や季節が手掛かりになると紹介。安斉さんは「1枚の羽根から持ち主を特定するのは意外と難しい。さまざまな想像力や観察眼を働かせ、たくさんの羽根を観察することで分かるようになってきます」と話し、「その時は分からなくても標本にすることで、あとから分かることもある」と記録としての標本作りの意義も伝えた。
参加した佐藤由彩さん(北見小泉小3年)は「羽の生えている場所ごとに名前があると分かって楽しかった。身近な鳥の羽にも注目したい」と話していた。 (理)