美幌町は1月から、空き家所有者の同意を得て、専門的な知識をもつ登録事業者に情報を提供し、利活用を促進する「空き家所有者等情報外部提供制度」の運用を開始した。
美幌町によると、町内には利活用が可能と思われる空き家(戸建て)が598軒ある。
制度では、所有者から同意を得た空き家の情報を「登録事業者」に提供。登録事業者は現時点で10企業・団体で、不動産業者、工務店のほか、民生委員児童委員協議会、商工会議所、警察署、社会福祉協議会、建設業協会、自治会連合会などが含まれている。
登録事業者は、町を介さず所有者に直接連絡し、売却や賃貸、管理などを提案する。
所有者は専門的な事業者から具体的な提案を受けられる。遠方に住んでいるなど手が付けられない空き家も、地域の団体などからサポートを受けられる可能性が広がる。
町は「空き家をどうするか、将来に向けての選択肢が広がるはず」と期待する。
25年度は、25年5月頃の同意に基づく情報を提供。26年度以降は6、7月頃に、所有者に対して同意を募集する考え。 (浩)