
世界的ないじめ反対運動「ピンクシャツデー」の2月25日、北見YMCAでワークショップが行われた。子ども達が様々な取り組みを通して、〝自分事〟として、いじめについて考えた。
2月最終水曜日の「ピンクシャツデー」は、カナダから始まったいじめ反対運動。北見YMCAでは毎年、幼児から小学生までが同運動に合わせてピンクのものを身に着けたり、ワークショップなどに取り組んでいる。
認定こども園北見YMCAjoyでは今年、園児29人を対象に2月4日から毎週水曜日にワークショップを実施。保護者と一緒に折り紙でピンクシャツを作ったり、言われてうれしい「ふわふわことば」と言われたら嫌な気持ちになる「ちくちくことば」を年長児を中心に書き、壁に貼り出すなどした。また、「迷子」などのシチュエーションごとに「悲しい」「うれしい」といった気持ちの量をそれぞれ色水で図り、同じ経験でも人によって感じる量は違うことを学んだ。
最終日のこの日、これまでを振り返り、張り出された「いつもありがとう」「いっしょに遊ぼう」などのふわふわことば、「うるさい」「あっちいけ」といったちくちくことばを紹介。
「大好きを伝えよう」と、「いつも一緒に遊んでくれてありがとう」「優しくて大好き」など、友達のいいところを大きな声で伝えてハグし合った。
北海道とかち帯広ブランチと「ピンクシャツデーとかち」が制作したオリジナル絵本「べりべのいろぼくのいろ」も読み聞かせ。園児達はピンク色のシマエナガ、べりべを通して、違いを認め合うことの大切さも学んだ。
メモ
■ピンクシャツデー=2007年、カナダでピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられ、それを見た2人の先輩学生が約50枚のピンクのシャツを購入、友人・知人に配った。翌日学校では呼び掛けに賛同した多くの生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。いじめが自然になくなったという。
このエピソードがインターネットで世界に広まり、この出来事があった2月の第4水曜日が世界中でピンクのシャツや小物を身につけて集まり、いじめについて考える「ピンクシャツデー」になっている。 (菊)
