連載 新たな観光振興計画~網走市~ ㊦

2026-03-06 掲載

(網走市/社会)

入り込み目標173万人掲げ

 網走市が公表した、最新版の「観光振興計画2026」(案)。計画期間中の入り込み客数などの目標値を掲げ、実現するための関連施策などを盛り込んでいる。 (大)

現計画の目標〝未達成〟を克服

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■目標値

 同計画(案)では、計画期間中(2030年度までの5年間)の観光入り込み客数などの目標値を示している。

 2024(令和6)年度の入り込み客数は156万8千人だった。同計画案では、「2030年度に173万7千人」までに増やすとしている。

 インバウンド(外国人旅行者)の延べ宿泊数の目標値(2030年度)は63万4千人とした。24年度より12万人ほど増やす目標を立てている。

 このほか、「重要目標達成指標」として、2030年の観光消費額を「288億円」とした。24年と比べ、47億円アップをめざす。

 同計画案では、こうした目標値を達成するため、4つの基本方針を設けた。「網走市の観光振興は4つの基本方針に基づき、推進してまいります」(資料より)

■課題の整理

 同計画案によると、23年度の観光入り込み客数の目標値は「199万人」だった。しかし、実際は24年度「156万7千人」と大幅に下回った。目標値に対しての〝未達成〟は、宿泊客数も同様だった(※24年度実績)。

 こうした状況を踏まえ、市は最新版の同計画2026を策定するにあたり、関係団体・者へのヒアリング調査やアンケート調査を実施。結果からは、「宿泊率の低さ」「労働力不足」「情報発信力の不足」などとの課題が浮上した。

 こうした課題などを整理した上で、同計画(案)には新規事業「労働力不足やオーバーツーリズムを解決するための新たなモデル構築の実現」「多様な宿泊スタイルに合わせた宿泊施設の整備」などを盛り込んでいる。

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