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連載 蓋のあれこれ 北見自治区 (3)

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2019/04/11掲載(北見市/本誌連載・歴史)

足元から伝わる北見の歴史 デザインマンホール蓋

世界市場の7割を占めた北見薄荷。北見地域の農家が生産したハッカ取卸湯油をハッカ油とハッカ脳(結晶)に分離精製し、商品化していたのが北見市中ノ島にあった北見薄荷工場です。

北見薄荷工場(あめ)
世界を席巻した北見ハッカの工場

完成したのは昭和8年(1933年)11月30日。この日に竣工式が行われました。工場の完成に伴い、取卸油を生産した農家に利益を配分する「共同販売共同計算方式」を採用。集荷から販売までの一貫性と効率、産地の保全と経済の安定化を進めることができました。

 ハッカは明治30年代半ばに生産が始まりましたが、工場完成後の昭和14年ころには世界市場の7割を占めるまでになりました。

 工場は鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積1260平方メートル。当時は最も近代的な建物でした。工場はその後、半世紀に渡り生産を続けました。

【蓋あれこれ】

 ところで、北見自治区(旧北見市)のデザインマンホールの図柄を作った人は誰でしょう。

 細野義昭さん(故人)です。北見市の職員で、仕事の傍ら切り絵に取り組んでいました。

 細野さんはいつもにこやかで心の温かい人でした。北見をこよなく愛した細野さんの作品にはとても温かみがあります。細野さんの作品は、旧ふるさと銀河線の架道橋の橋台壁面に描かれていましたが、今はありません。

 公共の場で細野さんの作品を見ることはほとんどできませんが、切り絵入りの年賀状やはがきなどを大切にしている人はたくさんいます。 -つづく-(粟)