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連載 ホタテ貝殻由来の土壌改良剤 (中)

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2019/08/20掲載(北見市/社会・本誌連載)

粒体化開発の裏話
蓮實氏通じた米山氏との出会い

北見工大・大野 智也教授
「粉と言えば大野先生」と白羽の矢が
本気度感じて一次産業の現場へ

常呂町産業振興公社の米山専務

常呂町産業振興公社の米山専務

 粉の土壌改良剤ではどうしても散布時に飛散しやすく、少しずつしかまくことができない。費用や労働時間などコストの改善が販路の農家から求められていた。3年ほど前の常呂町産業振興公社の株主総会で常呂町産業振興公社の米山専務は「なんとかしなければならない」と組合員を前に「宣言してしまった」(米山専務談)。

 そんなころ、同大に赴任したのが蓮實氏。

 大学と地域の一次産業を結びつけるべく、さっそく管内の一次産業の現場に足急く通っていた蓮實氏の存在を知った米山専務はまもなく、蓮實氏と出会う。そこで課題を聞き、蓮實氏が思いついたのが大野教授の存在。「粉と言えば、北見工大には大野先生がいるじゃないか」とすぐに発想したらしい。

 米山専務は「工大とのつながりはなかった」と言い、大野教授も「漁業や農業の現場との直接的な結びつきはなかった」そう。米山専務に会ったとき「本気度が伝わってきた」と大野教授。専務自ら大学の研究室に足を運び、試作の打ち合わせに努めた。大野教授いわく「蓮實先生は強いリーダーシップがあり、ぐいぐい引っ張っていくタイプ」。研究室に没頭する大野教授を縁のなかった一次産業の現場に導く。

 静岡大出身の大野教授に対し、蓮實氏も静岡県の沼津高専出身。「同郷の縁を感じる」と大野教授。自身もちょうど、地域産業との連携を図っていきたいと考えていたところだった。 <つづく>(寒)