人が暮らす〝今〟と〝未来〟を探そう!!

北見市・網走市・美幌町・大空町・津別町・置戸町・訓子府町の2市5町に約85,000部を所定エリア全域配布

【オホーツクの情報源/伝書鳩WEB】

北見市で発行される日刊フリーペーパー 情報誌 チラシのポスティング 広告 所定域の全戸配布・部分配布 WEBコンテンツ オホーツク特選街・サイト制作
サイト内メニュー
会社案内メニュー

常呂町登の〝ポツンと1軒家〟

tweet
2019/09/10掲載(北見市/本誌連載)

札幌と往復で実家守る 茂内義雄さん(79)
「ふるさと残したい」
かつての集落、今は草木が生い茂る

人・ひと・240度

 北見市常呂町登の山林にポツンとたたずむ古民家。札幌市に住む茂内義雄さん(79)は、かつて生活を営んでいた実家を守ろうと、札幌と北見を往復する生活を続けている。

 この民家は仁頃から日吉へ抜ける道道北見常呂線沿いから細い道を200㍍ほど入った先にある。かつてこの一帯は50戸ほどの集落があったというが、今では草木がうっそうと生い茂り当時の面影はない。

 茂内家の住宅は築後70年が経過。仁頃のハッカ御殿を建てた大工と同じ人の手によるものだそうで、立派な造りが目を引く。

 昭和50年ころに兄の正義さんが転出してからは、しばらく空き家になっていた。義雄さんは60歳で退職した後、実家の維持に乗り出し、春から秋にかけて妻とともに札幌と北見を往復する生活を続けている。

 建物の修繕は大工をしていた義理の兄が行い、茂内さんは電気や固定電話が使えるように整え、敷地内の清流から水を引いた。屋外には五右衛門風呂も設置し、大自然の中のバスタイムを楽しんでいる。

 「春は山菜、秋はキノコがたくさん採れますよ。今年はスモモの実が大量になりました」と笑顔を見せ「自分のふるさとを残したい。その思いだけです」と話している。         (柏)