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網走川にもMPが…

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2019/11/22掲載(網走市/社会)

網走川流域の会が調査結果を美幌博物館ロビー展で紹介

 網走川流域の会(新谷哲也会長)は、網走川流域1市3町計4カ所で行ったマイクロプラスチック(MP)調査で、いずれの個所でもMPが検出されたことを明らかにした。調査結果を同日、美幌博物館で始まったロビー展で紹介。「現状を知ってもらい、清掃活動の継続や啓もうに力を入れたい」としている。

1市3町計4カ所、全国平均よりは少なく
現状知らせ清掃活動や啓もうに力

美幌博物館でのロビー展

美幌博物館でのロビー展

 MPは、おおむね5㍉以下のプラスチック。海や川を漂い、人体への影響は明らかになっていないが、生物が誤食したり、からまって命を落としたりするなどのケースが世界的に報告されている。

 調査は7月から9月にかけ、美幌博物館などが津別、美幌、大空、網走の各市町を流れる網走川で実施。目の細かいネットを5分間、川に沈める方法でMPがあるかどうかを調べた。

 検出されたのは、包装フィルムなどに使われるポリエチレンや、ペットボトルの原料になるポリエチレンテレフタレートなど。破片状のものは少なく、多くが繊維状だった。

 1立方㍍の水にMPがどれだけ含まれているかを示す平均個数は0.25~0.90個、平均質量は0.002~0.061㍉㌘。同様の方法で全国36カ所で行われた調査では、平均個数1.6個、平均質量0.4㍉㌘で、網走川は個数、質量とも平均を下回った。

 16日はロビー展の開幕に合わせ、流域の会の枝澤則行副会長、美幌博物館の町田善康学芸員らが博物館で結果を説明。町田学芸員は網走川が平均を下回ったことについて「流域の会や、1市3町の自然団体などが川辺のごみ拾いを続けていることが一因では」と分析した。

 ロビー展では調査結果に加え、MPが生物に及ぼす影響をパネルや写真で展示。化学繊維が使われた衣料から洗濯時にMPが発生するため、洗濯ネットの使用などを呼びかけている。枝澤副会長は「結果を知ってもらうことで、一歩を踏み出すことにつなげたい。小さなことの積み重ねで発生を抑えることができる。住民の皆さんと一緒になって、啓もうに力を注ぎたい」と話している。

 ロビー展は来年3月31日まで。観覧無料。         (浩)