北見YMCAで「ピンクシャツデー」
北見YMCAで「ピンクシャツデー」
2020/03/05掲載(北見市/教育)
いじめ反対、子どもが考える
世界規模のいじめ反対運動「ピンクシャツデー」の2月26日、北見YMCAでいじめを考えるワークショップが行われた。「みんなのために 見て見ぬふりをしない!」をテーマに、子ども達はいじめについて意見を出し合った。
「ピンクシャツデー」はカナダの学生2人から始まった運動。毎年2月の最終水曜日に、世界中でピンク色のシャツを着た人達がいじめ撲滅を目指してイベントなどを行っている。北見YMCAでは、joy(保育園)と小学生の学童保育でそれぞれワークショップを行った。
小学生約20人は、実際にあったいじめの状況の説明を受けたり、いじめを題材にしたアニメや沖縄の小学生が作ったいじめをテーマにした動画を鑑賞。「自分なら逃げてしまう」「嫌っていったらまたいじめられると思っちゃうかも」など、それぞれの立場の気持ちを考えて発表した。
小学6年の女の子は「いじめてる子、いじめられている子だけでなく、周りの人が大事だと思いました。もしいじめを見たら、さりげなくいじめられている子を連れ出したりしたい」と話していた。(菊)