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大規模な送別会どうする?

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2020/03/30掲載(網走市/社会)

新型コロナウイルス影響で管内

 新型コロナウイルスの影響により管内経済も大きなダメージを受ける中、飲食店においてはまとまった収益を見込める歓送迎会シーズンが近づいている。疲弊する飲食店の売り上げに貢献できる絶好の機会だが、国や道などの方針を踏まえると、数十人単位での宴会は自粛するべきか悩むところだ。そこで、市民行動の範を示す役割も担う「役所(役場)」の対応を調べてみた。          (大)

範示す「役所」参考にしては
地域経済の苦境踏まえて判断

 今回の取材テーマは「役所(役場)の『部局単位』(大規模)での送別会の開催について」だ。世界規模で不測の事態に陥った今、「私たちができること」を考えるための“材料”になればと思い、取材を進めた。

■総合振興局

 記者は3月26日、オホーツク総合振興局の総務課に取材した。部局単位での送別会は自粛し、同課の担当職員は「道庁による道民への感染予防の呼びかけを踏まえての考えです」と答えてくれた。ただ、担当者は地域経済の疲弊を懸念していた。

■北見市

 複数の感染者が確認されている北見市。3月26日、広報広聴係に電話取材した。

 役所職員の送別会の開催有無について、北見市役所としての方針は示されていないが、市長部局(11の部がある)のすべての部局は自粛としたようだ。ただ、同振興局と同様に地元飲食店の景況をかなり気遣っていた。

■紋別市

 3月25日、総務課に電話取材した。担当者は「市役所としての方針はないが、総務部の送別会は中止にしました。おそらく、ほかの部局も自粛すると思います」

■美幌町

 町長名のメッセージや予防策などを記した独自チラシを、職員自ら全戸配布するなどの取り組みを進める美幌町。3月27日、総務課に電話取材した。

 担当職員は「役場としての方針は示されていないが、(感染予防策の内容を踏まえると)部局単位での送別会は自粛となります」。ただ、相当なダメージを受けている地元飲食店の支援策として「課や係単位など、小人数規模での宴会などでの対応も考えています」

■網走市

 これまで紹介していた行政機関の中で、特異なのは網走市だ。

 7つある市長部局のうち、5つの部局が送別会を開催する。ほかの部局は、「中止」または「検討中」だった(3月27日時点)

 開催する主な理由は「地元飲食店の活性化」だ。宴会規模は30~40人で、居酒屋やホテルを予約しているという。

 一方、中止にした部局はコロナウイルスの感染拡大を懸念。検討中の部局は「地元飲食店を応援したいが、大規模の宴会がいいのか、課や係単位の少人数がいいのか考えています」(関係職員)

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 役所(役場)にとって、地元経済の活性化は最重要課題である。コロナウイルスの影響で、地元飲食店などが悲鳴を上げる中、部局単位での大規模な宴会を開催することを単純に批判はできない。

 ただ、不測の事態に合わせ、送別会のスタイルも変更していいのかもしれない。記者の知人によれば、会社の送別会を社屋で開催し、すべての料理は地元店のテイクアウトにしたという。