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混乱する市民 (完)

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2020/07/28掲載(網走市/社会)

新型コロナ、網走で初確認

 水谷洋一市長が記者会見を開いてから1週間以上が経過した。市は、幅広く参加者を募る行事を予定通りに開催する方針だ。その一方で町内会などは主催行事を中止にする傾向にある。なぜ、このようなギャップが生まれるのだろうか?      (大)

地域の行事は中止傾向なのに
市の関係行事は予定通り
感染予防への見識やいかに

■盆踊りは中止

 今月22日の新聞折り込みチラシに、市内潮見地区の盆踊り大会(8月1、2日開催予定)を中止にする案内文が掲載された。案内文には、潮見地区連合町内会長と同盆踊り大会実行委員会長との連名で「参加していただく皆様方の安全を確保することが困難と判断し、やむなく中止することとしました」などと記されていた。

 その文章の隣の欄には、網走市社会福祉協議会の行事「お話広場えがお」への参加募集記事が掲載。この行事の対象者は、子どもから高齢者となっていた。

 同社協に取材すると、行事の中止・延期を求める意見は、職場内でもあったという。開催することを決めたのは、市からの方針を重要視したからだ。

 網走社協に限らず、市役所の各部署が主催する行事の大半は、予定通りに開催する方針だ。水谷市長の記者会見後に配布された報道各社への広報メモだけに限るが、「中止」の案内は見当たらなかった。

 今月30日に市内エコーセンターで開催される「社会を明るくする運動網走市民大会」。水谷市長も出席する予定で、広報メモによると、出席者は約100人となっていた(後日、規模を縮小)。同大会も予定通りに開催する方針だ。

 市内でコロナ感染者が初めて確認されたあと、水谷市長から各部署や網走社協などに示された方針は「従来の感染予防策をさらに徹底するように」だ。職員らは、この方針に従っているだけである。

■不可解な行動

 水谷市長は政府による緊急事態宣言の発令中の夜、市内焼き肉店で友人らと飲食を楽しんでいる。本紙の取材に対し、その事実を認めている。

 飲食したのは4月30日で、市内の大半の飲食店は自主休業中だった。飲食メンバーには自身の後援会員も含まれていた。

 “夜の飲食”についての取材は、複数の市民からの情報提供がきっかけだ。情報提供してくれた市民の一人は「水谷市長の見識を疑います」と落胆していた。

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 もし、新たに網走で感染者が確認され、クラスターでも発生したら-。観光業や飲食業、水産業などあらゆる分野の経済活動は停滞するであろう。経済活動を止めずに感染拡大を防ぐためには、「市の主催する7月中の行事はすべて中止にする」くらいの対策が必要だ。