長いひさしの下、屋外のテラス席で食べる食事がここにきて、新型コロナ対策としても「安心だ」と北見市大町のインド料理レストラン「クリシュナ」の店構えが好評だ。ベランダから一歩外に出て、ウッドデッキ席でのんびりと自然を感じながら食事が楽しめる。

　テラス席は従来のテーブルを2つ合わせて座席間の距離をゆったりと取った。2015年にはテラス席の本場、イタリアのミラノ国際博覧会に出品し、オリジナル「レインボーカリー」「オホーツク流氷カリー」などが現地で評判になった。

　テレビ紹介も数多く、8月31日にも民放で札幌店が中継された。夕陽を表現した赤いカリーのまろやかさ、オホーツクスカイブルーをイメージした青いカリーの不思議な味にリポーターも「ぜひ一度食べてみて」。

　例年ならばイベント会場に出向くキッチンカー・クリシュナエクスプレスだが、今年はイベントが軒並み中止。「この時期になると食べたくなる」と最近は店に足を運ぶ客もいて開放感あるテラス席が喜ばれている。

　問い合わせは同店（0157・22・5078）へ。