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敬老企画連載 ご長寿さん

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2020/09/19掲載(北見市/社会・本誌連載)

北見・女性(94)

 9月21日は「敬老の日」。趣味、スポーツ、ボランティアにと、いきいきと毎日を過ごしている本紙配布エリア内の“ご長寿さん”を紹介します。

日本総合書芸院北見地区会の書道展
初回~50回“出品皆勤”
指導も現役「上手くより、心が大事」

 北見の女性(94)は、「岡澤美峰」の雅号を持ち、今も書道の指導者として活動している。先日、50回を迎えた日本総合書芸院北見地区会の書道展に、50回連続出品を果たした。「50年はあっという間で感慨無量。よい仲間に恵まれ、本当に幸せです」と笑顔をみせる。

 網走市出身。昭和40年ころ、夫の転勤で暮らした生田原町(現・遠軽町)で、たまたま隣人が同北見地区会初代会長の故・吉田堂子氏だったことから書道を始め、長年吉田氏に学んだ。

 自宅で開いた書道教室には、多いときで60人もの子ども達が通ったという。「みんな良い子で、25年くらい続けることができました」と振り返る。

 現在も地域の老人クラブで週1回、ボランティアで書道を指導する。「20年以上続けているでしょうか。口は達者なので、吉田先生に叩き込まれたことを小出しにしているの」と笑う。

 同北見地区会の第1回書道展から、50回連続で作品を出品しているのは女性だけ。今年は50回の節目を記念し、過去に書いた般若心経の軸を2本出品した。「吉田先生から『上手く書こうと思うと心が入らない』と言われ、心を入れて書きました。一番よい紙を使い、軸は表具店のご主人の力作なんです」と胸を張る。

 50年以上書道を続けていて思うのは「書は心が大事」ということ。「長く続けていると心から書けているのか、上っ面なのかが何となく分かります。字は下手だけど、見る目はあると威張ってるんですよ」と話す。

 夫の死や病も、書とともに乗り越えてきた。「元気の秘訣は教えることでしょうか。あと、わがままに暮らしているからかしら。力強い仲間ばかりで、助けてもらいながら、好きなことをさせてもらっています」と充実した日々を過ごしている。(菊)