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連載 北見の匠 (6)

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2021/03/10掲載(北見市/社会)

2020年度技能功労者の横顔

和洋菓子店「圓泉堂」4代目 尾崎 照男さん(74)
「地元に愛される菓子を提供したい」

 昭和6年創業の北見の老舗和洋菓子店「圓泉堂」(まるせんどう)の四代目、尾崎照男さん(74)。菓子職人として約60年、和洋菓子を問わず全ての製造部門に携わってきた。今もなお「菓子作りの可能性は無限。だからこそおもしろく、もっといいものを作りたいという気持ちになります」と目を輝かす。

 創業者である父の姿を見て育ち、中学卒業後、自然と菓子職人の道を志した。2人の兄達も家業を支えており、師弟関係は「親兄弟、家族だからこそ、他人以上に厳しかったと思いますが、つらいと感じることはなかった」。

 暇さえあれば工場(こうば)に立って手を動かすのが当たり前、技術は「教わる」よりも「目で見て覚える」時代だった。経験を積むことで「言葉では伝えにくい、手を動かすことで体に染み付いた感覚的な技」が増え、今も受け継がれる“昔ながらの味”を支え続ける。素材にもこだわり「地域にある素材にも目を向け、地元のおいしいものを伝えていけたら」と語る。

 2015年に四代目として店を継いだ。職人として現場で経験を積んできたため、経営者という立場に戸惑いもあったが、家族に支えられた。「父、兄達が店を盛り立て、下地を築いてくれました。地域の方にも長い間、愛していただき、感謝しています」

 職人として「食べてくれた人に『おいしい』と喜んでもらえることが一番の喜び。これからも安くておいしい、地元に愛される菓子を提供していきたい」と話している。  (理)