公約には、出産祝い金を1人50万円に増額、小中学校の女子トイレへの生理用品の常備、上下水道の減免制度の創設などが盛り込まれている。
計画期間を大幅に前倒してあと数年で満杯になるごみ最終処分場問題について、飯田氏は「(処分場の残余年数が)3年から4年、もしくは2年から2年半というように刻々と情勢が変わってきている。水谷市長は広域ごみ処理協議に入り、この迷走に拍車をかけている。ごみ問題を第一番に解決しないと網走市政は進まない」と述べた。
「市民重視の市政運営を」
給食無償化の財源は、ふるさと寄付を活用する。「食育という面からもしっかり応援するためには、(ふるさと寄付の利用目的を)学校給食に特化して使う」との考えを示した。
コロナ対策、給食調理場問題、ごみ処理問題などを踏まえ、飯田氏は「今の市政は議会=市民軽視がひどい。(市長は)議会=市民と情報を共有しながら政策を実現していく、というスタイルが本来の自治体の姿ではないか」と、水谷市長3期目の市政運営を批判した。
あす公開討論会
網走市長選には現職の水谷洋一氏(57)が4選めざして立候補を表明している。12年ぶりの選挙戦となりそうで、水谷氏と飯田氏の一騎打ちとなる見込みだ。
市民グループ主催の公開討論会が29日(土)午後6〜8時に開かれ、YouTube「テレビ網走」でネット配信される。
(※飯田氏のインタビュー動画はコチラ↓)
