北見市パークゴルフ協会は、昨年まで大会で利用していた市川東の川東河川敷パークゴルフ場について「今年の大会では使用しない」ことを会員内で合意した。
昨年は9、10月の2つの大会で川東を利用していたが、今年度はすべて市美園のモイワスポーツワールドパークゴルフ場に移行する。
同協会によると、芝の夏枯れ対策などを市に何度も働き掛けていたが「対応してもらえなかった」という。同協会の会員は「河川用地なので開建の管理だが、任されている市との間で連係がうまくいってないのではないか。これまで何度も要望してきて、そう感じる」と話す。
担当する市教委は「できる限りの対応はしてきている」としている。
同パークゴルフ場は市街地にも近く、たくさんのホールがあることからパークファンに親しまれる。しかし開場からかなり年数をへていて、常呂川の氾濫により冠水する被害もあり、定期的にコース閉鎖などの対策を取っているが整備のタイミングが難しいのが実情。
芝生管理、コース整備…
一方でパークファンの間からは「川の向こう側の球技場の芝は整備されているのに」という声も聞かれる。
同協会はこのほど開いた総会で「北見市教委と連携し、協議をこれまで繰り返してきた」とする一方、会員に向け「芝生管理やコース整備の要望は受け入れてもらえないことから、今年は個人利用は制限しないが、川東での大会は取り止める」と議題にはかり、承認された。